5歳児の運動会の様子です。園生活最後の集大成の運動会。それぞれが自分の持っている力を最大限に発揮できた素晴らしい運動会でした。入場前の緊張感あふれる瞬間。この姿を見るだけでウルッときます。
今夏行われたパリ五輪。五輪の輪をイメージした縄を使ってオープニングのダンスを行いました。指先までピンと伸ばそうね、そんなところも意識して練習してきました。
(躍動感あふれるダンスだったので、写真がぶれています。)
夏頃に自分で染めたTシャツを着て行いました。後ろには自分の名前の漢字一文字を自分で描いています。
次はふじ組、さくら組になりずっと練習してきた跳び箱と鉄棒を披露しました。鉄棒では逆上がりをしました。保護者の前で堂々と披露する姿はさすが年長児。
子ども達が披露するごとに、「おぉーー」という歓声や、拍手が沸き上がりました。子ども達のことを大変誇らしく思いました。子ども達も大きな自信になったことでしょう。
次はリレーです。
走る順番などどうすれば勝てるか・・・子ども達で話合いながら、試行錯誤してきました。
練習の度に白熱していたリレー。白熱のあまり両チーム、同時にゴールしたこともありました。
たくさんの方が応援に来てくれているので、いつにも増して力が入っていたリレーでした。
結果は・・・どっちのチームも本当にとってもよく頑張ったのでどっちも勝ちです!といわせてください。
そして、最後は組み立て体操。当日、一番良いところを見てもらうために、何度も何度も練習してきました。
正直なところ、組み立て体操の練習の中で、2人組、3人組、4人組と人数が増えるにつれ、うまくいかないことがたくさんありました。そして、そのことをお互いにを相手のせいにしてしまう子どもの姿もありました。しかし、そこは5歳児。うまくいかない時にどうすれば良いかをしっかり考えられる年齢です。仲間を信じ、担任の先生と共に少しずつ少しずつ積み上げてきました。
もっと良くなるはず!! ふじ組さくら組のみんなならできるはず!!と細かいところの手直しを運動会の2日前まで真剣に練習しました。
そんな子ども達の姿を思い浮かべると、涙なしには見られないほど、素晴らしい演技を見せてくれました。
5歳児では、誰一人欠けてもできないこと、みんなが自分の持っている力を精一杯出せばすごい力になり、見ている人を感動させることができるということが子ども達に伝われば良いなぁと思いながら取り組んできました。その経験が自己肯定感を育てることに繋がり、後に困難にぶつかった時に自分で乗り越えられるようになります。終了後にメダルをもらった時のこのとっても良い表情。
園生活最後の運動会でこんなことした!といつまでも子ども達の胸に刻まれると良いなぁと思います。
保護者の方々には、この日のためにたくさんのご協力を頂き、ありがとうございました。最高の運動会でした!